職場巡視

産業医活動の主な目的は、「業務による労働災害や健康障害の発生を防止すること」や「現存する健康状態の悪化を防止すること」といえます。言い換えると、労働衛生の3管理を適切に遂行することともいえます。

その職場の作業環境や作業が、どのような労働災害や健康障害を引き起こす可能性があるのか、どのような有害因子があるのかなどを知る必要があります。これらを知ることができなければ、適切な対策を講じることはできません。

このため、職場巡視を通して職場の環境や作業内容などを理解することがとても重要です。
現場を実際に見ることも重要ですが、事前の十分なヒアリングから「どのような職場なのか」を知ることも重要と考えています。
職場巡視は、「産業医活動の第一歩」といえます。