職場には、有害物質や有害エネルギー、有害作業など様々な有害因子があります。作業環境の改善のみではどうしても対応が困難な場合があり、保護具が必要となります。
手袋、耳栓、ゴーグルといった基本的なものや有害物質に応じたマスクなど様々な保護具があります。正しい保護具を選び、正し着用法で使用する必要があります。
耳栓やマスクなどは、「暑い」「うっとうしい」などの理由から着用しないケースが見られます。また、着用をつい忘れてしまうこともあります。保護具は自分自身を守るものであり、「車のシートベルトのようなもの」という認識が必要です。
一方で、グラインダー作業など手袋を着用するとかえって危険な作業もあるので注意が必要です。